新商品「あのマルチボウル」ができるまでの5年 〜後編〜

新商品「あのマルチボウル」ができるまでの5年 〜後編〜

こんにちは、店主の和田です。
急に寒くなりましたね。ほぼ2,3日で夏から冬に瞬間移動するなんて想像もしていませんでしたよ。体がついていけません。

今日は前回のブログの続き。ohのオリジナル新商品あのマルチボウルが順調にいけば、月末から12月初旬位に登場です。(予定より少々遅れてしまい、2024年1月25日から販売開始いたしました。)シリアルボウル、スープボウル、サラダボウル、フルーツボウル、
おかずの鉢、ラーメン小分け用の鉢、鍋用のすいとんにと、マルチに使えるボウル。前編を読んでない方はぜひそこからスタートしてみてくださいね。



もっと色々な使い方ができるかも?

白いお茶碗(ライスボウル)を使い続けること3年。白米を盛るだけでなく、色々なシーンで他にも使えないかと試しはじめたのが「あのマルチボウル」を作ることになったきっかけ。スープに使ってみたり、サラダを盛ってみたり、と試行錯誤したのですが、結果は「やっぱり、お茶碗ってお茶碗にしか使わない。」でした。

なぜなんだろう?色々観察していく中で、わかったことあります。それは、「お店で、”茶碗買おう。”と思って買ってしまうと、そこから家ではご飯専用になる。」説。思い込みというやつですね。これが不思議な現象で、○○用だと思うと、それ用にしか見えなくなるんじゃないかと。



自分の思い込みだけじゃダメですので、友人のシェフにも少し意見を聞いてみることに。すると、こんな答えが返ってきました。「確かにお茶碗って、家族分で形は揃えて買う気がする。反面、色は同じだったりバラバラだったりするかも。家族の誰が使うかで色分けしたりするんじゃない? でもやっぱり、茶碗は決めたら、白米しか盛らない気がする」と。

一度決めたら、お茶碗はお茶碗にしか見えなくなる。これはまちがいなさそうです。そして、誰が使うかで、色を分ける…か。なるほど。確かに子供は白で親だけ色ありとか使ったているのを見たことがある気がするなぁ。家族で違う色=印としての色なんでしょうね。



茶碗の世界からボウルの世界へ

だとすれば、ご飯茶碗として買わなければ、いいのでは?そんなことを思うようになったのです。何も考えずに白米にしか使わないのは、ちょっと勿体ない気もします。食器棚に収納できる食器の数は限られているので、尚更。色も、白しかないから色々な料理を盛りたくなくなるんだろうな…と。

例えば水色と、黒色では、盛りたくなる料理が違う。器を使う楽しみって、そこを想像しながら調理する事じゃないですか。
だったら… ”誰が使うか?”じゃなくて、”どんな料理を盛りたくなるか?” で色を分けたらどうだろう。家族の印としての色ではなく、役目としての色・きっかけのための色になったら…と思うようになったのです。

その瞬間に、今までの画一的なご飯茶碗の世界が、彩り豊かなボウルの世界に広がり始めました。

5年間使ってきた中で、重さを少しだけ軽くしたり、土を見直したり、ホワイトの色を、あのプレートと合わせたりなど、ちょっと気になる所にも手を入れながら、微細な部分を整え、ようやく製品化できる所まできました。

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それが、この商品。あのカフェで出会ったという「あの」、そして業務用的なフォルムからくる、アノニマスな存在をあらわす「アノ」。この2つの意味から完成したのが「あのマルチボウル」です。




料理を盛りたくなる 3色

まず初回のカラーラインナップは、3色です。

 

ホワイト

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ずっと使っていた業務用の物で、唯一気に入らなかったのは、他の白い食器と白の色が違うこと。日本の食器の白というのは、洋食器に比べてかなり明るいタイプな事が多く、どうしても食卓で浮いてしまいます。そもそもの土や窯が違うので、完璧にそろえるのは難しいですが、ohの人気商品、あのオーバルプレートのホワイトにできるだけ色を合わせました。白で揃えている人のためのホワイトです。

あのボウルとあのオーバルプレート

 

オーツイエロー

あのボウル_オーツイエロー
和と洋のどちらもが品良く見えるには、ブルーかイエローがいいなと思っていました。青磁みたいなブルーもとても素敵ですが、まさに街中華な雰囲気になるので、ちょっと次回以降にすることに。そんなこんなで生まれた、究極の中立カラー、オーツイエロー。

 

 

スモークグレー

あのボウル_スモークグレー暗い系統の色は、品が出ますし男性人気も高そう。でも真っ黒というのは、料理を合わせるにはちょっと重いし、すぐ和風に見えてしまう。食卓にあって、ちょっと大人っぽい・格好良いと感じるようなカラーが理想だなと。ナッツ的な色味の料理も合うし、リーフ系のビビッドなグリーンも合いそう。マスカットを入れるのもめっちゃオシャレですね〜。という妄想の中でできたのがスモークグレー。ohで販売されているSTIIKのお箸とも相性抜群です。

 

 

流行か使いやすさか

あのボウル_マット検討あと質感なのですが、流行のマットは実は最後の最後まで検討していました。今は、周りを見渡せばマットな食器ばかりですし、実際マットで販売すると売れるんですって。「ならマットっしょ!」と意気込んで挑戦しましたよ…。でもね、メタルマークはすぐつくし、油汚れも目立つし、使い込む度に汚れていくんですよね。あと食器によっては黒板を爪でひっかくような音もするし…。反面艶有りは、ほとんどそういうことはありません。食洗機で洗えば、毎回新品のように綺麗になります。

「流行・売れる」と「使った時の心地よさ」を最後まで天秤にかけ「ぐぬぬぬぬ…」と言いながら、艶有りを選びました。

そんなこんなで完成した「あのマルチボウル」。ちょっと変わった名前ですが、5年をかけてようやく皆様にお届けができること、本当に嬉しく思います。「みなさんの食卓を楽しくしてくるんだぞ〜!」とボウル達に願いを込め、旅立たせますので、是非どの色がいい?と選んでみてくださいね。

 

あのボウル_3種

 

この記事で紹介した商品


あのマルチボウル

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